本屋大賞に冲方丁さん「天地明察」(産経新聞)

 全国の書店員が選ぶ「2010年本屋大賞」(同賞実行委員会主催)は20日、冲方丁(うぶかたとう)さん(33)の「天地明察」(角川書店)に決まった。江戸時代、碁打ちの家に生まれた青年が日本独自の太陰暦を作る計画に挑む時代小説。第31回吉川英治文学新人賞も受賞している。

 冲方さんは早稲田大学在学中の平成8年に「黒い季節」で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。ゲームや漫画、アニメなど複数のメディアにまたがる幅広い執筆活動を展開。小説「マルドゥック・スクランブル」で日本SF大賞を受賞している。

2位以下の作品は次の通り(敬称略)。

 (2)夏川草介「神様のカルテ」(3)吉田修一「横道世之介」(4)三浦しをん「神去なあなあ日常」(5)小川洋子「猫を抱いて象と泳ぐ」(6)川上未映子「ヘヴン」(7)藤谷治「船に乗れ!」(8)有川浩「植物図鑑」(9)東野圭吾「新参者」(10)村上春樹「1Q84」

【関連記事】
前田塁 本屋大賞と「普遍」幻想
「2010年本屋大賞」ノミネート作発表
文庫の中から書店員が選定…広がる!ご当地本屋大賞
現場が選ぶ「大賞」人気 本屋、映画館に続きCD店も
吉川英治文学賞に重松清さん
児童虐待防止法施行から今年で10年。なぜ、わが子を傷つけるのか…

<外国人刺殺>フィリピン人の逮捕状請求へ 三重県警(毎日新聞)
デフレ脱却へインフレ目標導入を=民主の議連が党に提案へ(時事通信)
<変死>事件性見逃し98年以降39件 警察庁が報告(毎日新聞)
老人保健施設で入所者虐待 市も調査に乗り出す方針(産経新聞)
国会議員バンドのライブに700人…Gi!nz(スポーツ報知)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。